2024年3月10日日曜日、市民プラザでの「ピアノコンサート2024」で賛助出演のような形で演奏させいただきました。
共演は今年3月に呉羽高校音楽コースを卒業したばかりの高林かれんさん(ソプラノ)。この「ピアノコンサート2024」は高林さんのお母さんのピアノ教室の発表会で、高林さんは毎年のように出演していたそうですが、僕は初めて出演させていただきました。プログラムはバッハ作曲「Bist du bei mir」「Also hat Gott die Welt geliebt」の2曲。それぞれEs-dur(変ホ長調)とF-dur(ヘ長調)というギタリスト泣かせの調性ですが、原調のまま編曲して演奏しました。ただギターではあまり聴き慣れない調性のため(特にEs-dur)響きは斬新で美しく、家で編曲していた際には安物のギターを使っていたにもかかわらずそのあまりの音と響きの美しさに感動してしまいました。
またこのブログを書くのが遅くなった理由の1つでもあるのですが、去る3月20日に北日本新聞ホールで行われた第41回富山県青少年音楽コンクールにおいて高林かれんさんは声楽部門最優秀賞、そして全部門(声楽、ピアノ、弦楽器、管打楽器)の中でもっともすぐれた参加者に贈られる青少年音楽大賞を受賞しました。
残念ながらコンクール本選は都合により聴きに行けませんでしたが、高林さんの歌う本選自由曲は何度か別の場所で聴いていて声楽素人の僕でもその良さがわかるほどだったので素晴らしいパフォーマンスをされたのだと思います。中学1年生のころから語学を教えていますが、声楽の方は順調に成長、上達しています。このような将来が楽しみな若者と共演させていただいて大変光栄です。
次回は4月2日火曜日小杉展示館での演奏となります。平日の昼間とあってなかなか来られる方は少ないとは思いますが、高林さんにとっては渡独前日本での最後の人前での演奏です。お時間があるかたは是非お立ち寄りください。
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